2024年4月16日火曜日

2024年5月3日 ねむろ「九条の会」憲法記念日のつどい ご案内

ねむろ「九条の会」では、2024年5月3日の憲法記念日に、今年も「憲法記念日のつどい」を開催します

今回のテーマは「さまよう東裕丸~根室空襲の知られざる真実~」として、近藤敬幸さん(根室空襲研究会事務局長・ ねむろ「九条の会」世話人)が、講演を行います。
1945年7月、根室湾で空襲を受けた春国岱沖で沈没した徴用船「東裕丸」。その時に乗船していた兵士や軍属の遺体は海岸に流れ着きました。根室空襲研究会の調査で判明した、当時の悲惨な状況、戦争の過酷さについてお話される予定です。

また根室空襲の全体像を説明するために、根室空襲研究会が作成した紙芝居「根室空襲48時間」のDVD視聴
根室空襲時に弁天島灯台守で暮らしていた家族の様子を描き、アメリカで出版された絵本「YUKIE`S ISLAND」の朗読も行います

日 時:2024年5月3日(金)午後1時30分~
場 所:根室市総合文化会館 第2講座室
参加費:無料

ぜひ、大勢のみなさん、お越しください!

2023年12月6日水曜日

ねむろ「九条の会」元代表世話人 細川憲了様のご冥福をお祈り申し上げます

2023年12月5日、ねむろ「九条の会」元代表世話人の細川憲了様が御逝去されました

太平洋戦争そして根室空襲を体験した方として、長年にわたり人の命を大切にする世の中をつくるために反戦平和を貫き、根室空襲研究会やねむろ「九条の会」の運動をはじめとする数々の精力的な活動において私たちを先導してこられました
私たちはその姿を決して忘れることなく、これからも平和な社会の実現に向け、その大切な要である日本国憲法を守り活かす運動を引き継ぎ、広く大きく発展させて参ります

細川憲了様のご冥福を心からお祈りいたします

2020年7月15日 根室空襲 追悼のつどい

2023年11月19日日曜日

パレスチナに平和を 緊急アピール行動を行いました

2023年11月19日

ねむろ「九条の会」と戦争させない・9条壊すな!総がかり行動根室実行委員会は、「パレスチナに平和を」とガザ地区への軍事攻撃を止めることを求めるアピール行動を行いました

各団体から20名の方が参加し、ねむろ「九条の会」共同代表のあいさつをはじめ、リレートークとして5名の方が訴えをおこないました

最後に「日本政府においても、イスラエルともアラブ諸国とも関係を持つ国として、日本国憲法9条の理念にもとづく平和外交を貫き、この危機を乗り超えるために関係各国への働きかけを強化することを強く求めます」とした集会アピールを確認しました





2023年11月8日水曜日

「パレスチナに平和を」緊急アピール行動

ねむろ「九条の会」と戦争させない・9条壊すな!総がかり行動根室実行委員会は、下記の通りアピール行動を行います。

ハマスのテロ行為や人質の連行はいかなる理由があろうとも許されません。
しかしイスラエルによる空爆で避難民や子ども達を含む多くの人々が一方的に虐殺され続けています。
さらなる犠牲の拡大と暴力の連鎖を食い止めるために、引き続き各地から即時停戦を求める声を大きく広げましょう。

ぜひ皆さんのご参加をお願い致します。

日時 2023年11月19日(日)午後2時~
場所 国道44号線沿い(ホクレンショップ根室店の付近です)


2023年7月16日日曜日

根室空襲犠牲者 追悼のつどい

2023年7月15日(土)

根室空襲から78年目となる今年も、鳴海公園にある「平和祈念の碑」の前で、根室空襲犠牲者追悼のつどいが開かれ、約30人が参加しました。

前々日に根室高校の生徒さんたちがきれいに清掃してくださった平和祈念の碑を前に、参加された方々は悲惨な空襲による犠牲者の冥福を祈り、平和への思いを誓いました。
体調不良のため当日欠席された根室空襲研究会の細川憲了会長(ねむろ「九条の会」代表世話人)が起草した『追悼の言葉』を、近藤敬幸事務局長(ねむろ「九条の会」副代表)が紹介しました
追悼の言葉は永久に戦争をしない平和国家として多くの国から信頼されてきた78年でしたが、「次第に戦争の出来る国へと進んでいる現状は、戦争犠牲者に対しての拭い難い冒涜であり、国民の人生を奪う暴挙」と指摘。
そしていま私たちに出来ることは「憲法9条を守り世界に向かって戦争をしない日本を守っていく覚悟こそが戦争犠牲者の方々の無念に沿う、ただ一つの道であると考える」と述べました



2023年7月6日木曜日

根室空襲犠牲者追悼のつどい 2023年

今年も根室空襲犠牲者の「追悼のつどい」が、根室空襲研究会とねむろ「九条の会」の共催で行われます

1945年7月14日・15日
根室市は米軍機の空襲により、400名を超える方々が犠牲となり、市街地の7割が焼失しました
根室空襲から今年は78年目を迎えます
このような悲劇を、戦争を二度と起こさないために、しっかりと後世に語り継いでいかなければなりません
戦争の犠牲となられた方々によってある、いまの平和を考え、戦争を考えます

日時 2023年7月15日(土)  午前11時~
場所 根室市鳴海公園 平和祈念の碑 前

2023年5月4日木曜日

ねむろ「九条の会」 2023年憲法記念日のつどい

 2023年5月4日

ねむろ「九条の会」は憲法記念日のつどいを総合文化会館で開催しました
コロナ禍で室内での集会や学習会などの実施を控え、憲法記念日には街頭宣伝活動を続けてきましたが、2019年以来4年ぶりに開催することができました
今回は「クロがいた夏」という1990年に制作されたアニメ映像を視聴しました
「はだしのゲン」作者の中沢啓治氏が、戦時中に子猫を飼っていた自身の体験談の絵本を原作に映像化した作品です
連休の中日でしたが、37名の方にご参加いただきました

冒頭のあいさつで、ねむろ「九条の会」世話人の神忠志氏は、
「私は平和を守れという言葉の代わりに、日常を守れと言っている」との故井上ひさし氏の言葉を引用しながら
「この『クロがいた夏』で描かれていた日常、普段の生活がどうなったのか。作品を通じて、みなさんと一緒に憲法や平和、さらには原爆の問題について、私たちがゆっくりと考えてもらえる機会になれば」と述べました

閉会あいさつで、ねむろ「九条の会」代表世話人の細川憲了氏は、
「戦時中の非人間性、戦争犯罪の最たる原子爆弾の投下というアメリカの行為が咎められることが無いことが、今日の憲法に対する様々な出来毎にも繋がっている。
根室は、原爆投下の20日ほど前に空襲があり、北海道の中でも被害が大きかった。町の8割が壊滅し、400人を超える犠牲者を出した。広島や長崎の原爆と同じ無差別な攻撃だ。
戦争中の生活はもっと極端で、食糧難は深刻な事態だった。軍国主義の中で「お前の人生は25歳までだと思え」と、教育の現場では先生が競って、子どもたちを戦地に送るような時代だ。そうした時代のことを皆さんにもっと学んでほしい。
憲法は行政機関や政治家が暴走をしないようにする檻だ。79年続いた平和が、長く子孫のために続いていくことを願っている」
と述べました。